赤ちゃんを育てている方で完母以外の方は、毎日ミルクを作っていると思います。
筆者も現在子供が生後4ヶ月で混合ということもあり、ほぼ毎日ミルクを作っています。
産後すぐはミルクを作っているとき、赤ちゃんが泣いていることが多いので焦ってしまいますよね。
そこで産まれてから使用している「象印 電気ポット『STAN.』」をレビューします。
ご購入を考えている方は是非参考にしていただければと思います。
象印「STAN.」シリーズとは
この「STAN.」はシリーズ化されており、電気ポットの他に
- IH炊飯ジャー
- ホットプレート
- コーヒーメーカー
- 自動調理なべ
計5つのラインアップされています。
今までの日本製家電の多くは海外製家電と比べると、「機能性は良いのに見た目がダサい!」と思うことが多かったと思います。
(筆者の勝手な主観です)
この「STAN.」シリーズは海外ブランドのようなスタイリッシュなデザインとなっており、機能性、デザイン性に優れています。
クリエイティブユニット「TENT」とコラボしており、象印の本気度が伺えます。
すべて「STAN.」で揃えてスタイリッシュな台所にしたいと思っています。
良いところ
それでは「象印 電気ポット『STAN.』」を使用した感想をご紹介していきます。
筆者の感想と妻の感想を両方お伝えしていくので、パパ目線でもママ目線でもこれから購入を検討している方は参考にしていただければと思います。
まずはミルク作りに使用して感じた「良いところ」です。
70℃保温
1つ目は「70℃保温」が可能なところです。
電動ポット「STAN.」は一度沸騰させたお湯を70℃に保つことが出来る機能が備わっています。
ミルクを作る際は粉ミルクに混入している可能性のある「カササギ菌」を死滅させるために、一度沸騰させた70℃以上のお湯で溶かす必要があります。
(70℃以上というのは、2007年6月に厚生労働省が指導のもと定められております)
赤ちゃんが泣いている中、やかんや電気ケトルで毎回沸かすのは慌ててしまいますし、沸騰したてのお湯を冷ますのも時間がかかるため、「70℃で保温」してくれる機能はミルク作りをするのにとても便利です。
70℃で保温してくれていて、ミルクもすぐに適温に冷ますことが出来るので
赤ちゃんを待たせること無く助かっています!
70℃保温の他にも「90℃保温」を選択できるので、子供が成長しミルクが不要になってからも、
コーヒーや紅茶を作る際に便利です。
また、保温する必要がなければ「保温切」の設定も出来るので、節電することもできます。
ミルク作り以外にも様々な使い方が出来る電気ポットだと思います。
ゆっくりカフェドリップ給湯
2つ目は「ゆっくりカフェドリップ給湯」です。
電気ポット「STAN.」は通常の給湯の他に、ボタンを押すだけでお湯を少量ずつ注げるモードに
なる機能があり飛び散りにくくなります。
この「ゆっくり注げる機能」はミルク作りにとても最適です。
なぜならミルクの入れ過ぎを防げたり、分量のちょうどよいところで止めやすいためです。
赤ちゃんが泣いていて慌てていると、ついお湯を入れすぎてしまうことがありますが、「ゆっくりカフェドリップ給湯」を使えば、未然に入れ過ぎを防ぐことができます。
以前は実家にあった古いポットを使用していて、お湯が勢いよく出るのでつい
入れすぎてしまうことが多く、それが結構なストレスでした。
「STAN.」の電気ポットに変えてからは毎回分量ぴったりに出来ています!
この機能もミルク作り生活が終わった後に便利な機能です。
哺乳瓶は高さがあるので「ゆっくり給湯」を使わなくても、お湯が飛び散って手にかかってやけどする心配はありませんが、マグカップでコーヒーや紅茶を作る際は、通常の給湯だとお湯が飛び散る可能性がありますよ。
見た目
3つ目は「見た目」です。
白を基調とした洗練されたデザインとなっているため、どのようなご家庭のキッチンにも馴染むと思います。
(ちなみに色違いとして黒を基調とした、デザインもラインアップとしてあります。)
正直「電気ポットのイメージ=実家にあるような昭和家電」というイメージの方が多いと思いますが、
この「STAN.」は昭和家電というイメージを払拭してくれると思います。
外観が四角いので、周りの家電から浮いてしまうという状況もあまり起きないと思います。
なんと言っても「見た目がかわいい!」
ミルク作りのときに毎回見るため、デザインが良いとテンションが上がります。
サイズ感も他の家電から浮くこと無くコンパクトで良い感じです。
デザインが良くコンパクトなので、将来書斎や自分の部屋専用にしても良いですよね!
お手入れのしやすさ
最後は「お手入れのしやすさ」です。
この電気ポットは蓋を完全に取り外せるので、汚れが溜まっても簡単に拭き取ることが出来るため、
衛生的です。
赤ちゃんのミルク作りメインに使用するため、衛生的なのはポイント高いですよね。
また容量1.2Lとコンパクトで軽量なので、女性でも簡単に水を捨てたり、移動させることが
出来ると思います。
最近の電気ポットはわかりませんが、蓋を外せるのはお手入れの際や新しい水を
入れる際にとても便利だと思いました。
気になるところ
続いて「象印 電気ポット『STAN.』」を使用してみて気になるところをご紹介していきます。
容量
まずは「容量」です。
容量が1.2Lしかなく、完ミの方はタイミングによっては足りなくなる可能性があります。
基本的に赤ちゃんは1日に1L以上飲むことは無いと思いますが、子育てには「やれこぼした」「やれ飲まなかった」など、予想外な出来事がつきものです。
せめて内容量が1.4Lあれば、足りなくなる可能性は限りなくゼロになったのになと思います。
またお子さんが1歳差で二人いるご家庭では、絶対に足りません。
「70℃保温」にかかる時間は、一度沸騰させてから70℃にするため50分ほどかかります。
*満水状態で沸騰までにかかる時間は、6分程度なので「70℃保温」にしなければ早いです!
外出時に「STAN.」のお湯を水筒に入れてしまうと、帰宅後にお湯が足りなくなるので
電気ケトルと使い分けをしています。
家にいるときは「STAN.」。外出時は電気ケトルを使用しています。
置く場所を選ぶ
意外と盲点だったのが「置く場所を選ぶ」ことです。
電気ポット背面のコンセントを接続する部分が、7〜8cm出っ張っていて背面を壁につけられません。
筆者は電気ポットの場所を、炊飯器などがある場所へ移動させようとしたのですが、接続部のでっぱりが邪魔して置けませんでした。
筆者宅では置く場所が無く、カウンターキッチンに「STAN.」単体で置いています。
まあ単体で置いても、インテリアを損なわないデザインの良さはあるため助かっていますが、、
単体で置いてもスタイリッシュなのでインテリアに馴染みます。
そのため私は旦那に言われて初めて気づきました(笑)
こんな方におすすめ
実際に購入し使用してみて、筆者は「こんな方におすすめ」と感じました。
- ミルク作りに慣れていない方
- ミルクの粉を無駄にしたくない方
- おしゃれな電気ポットを探している方
- 出来るならミルク作りの後も長く使いたいと考えている方
まとめ
赤ちゃんが産まれて毎日ミルク作りをしている方に向けて「象印 電気ポット『STAN.』」をご紹介してきました。
「STAN.」を使用することで常に70℃のお湯を注ぐことが出来るので、ミルク作りがスムーズになります。
筆者も妻も快適な子育てライフを送れていますよ!