子供が産まれて普段から車に乗ることが多いご家庭は、「どのチャイルドシートを買おう」と悩むのではないでしょうか。
筆者は普段から車に乗ることも多く、帰省に車で3時間ほどかかるのでベッド型に出来る「アップリカのフラウディアグロウ」を選びました。
これからチャイルドシートを検討している方は、是非参考にしていただければと思います。
フラウディア グロウとは
フラディア グロウ ISOFIX ACは、平らなベッドから始まる3ステップで理想的な姿勢を守ります。生まれてすぐは赤ちゃんが楽に呼吸できる姿勢が大切。グラグラな首と頭を守る「平ら」なベッド。おうちのように「平ら」に寝かせてあげられるので、車の中でもぐっすり。
アップリカ公式サイト:https://www.aprica.jp/
新生児から帰省時など長距離の移動することも考え赤ちゃんの負担になりにくい、ベッド型のチャイルドシートを探していたところ「フラウディアグロウ」に辿り着きました。
新生児期が終了した後も
首すわりから1歳半頃は後ろ向きシートで、1歳半から4歳頃までは前向きシートで理想的な姿勢をサポート。新生児から4歳頃まで、赤ちゃんの成長に合わせて変化します。
アップリカ公式サイト:https://www.aprica.jp/
赤ちゃんの年齢に合わせてチャイルドシートを「変化」させられるので、長く使えそうです。
筆者が購入したのは簡単に取り付けできる「ISOFIX固定タイプ」なので、実家の車に付け替えたり車を2台持っているご家庭も付け替えが手間ではありません。
最初は取扱説明書を見て取り付けましたが、2回めから取扱説明書無しで簡単に取り付けできました。
また360°回転できるので、赤ちゃんの乗せ降ろしも楽ちんです!
良かったところ
まずはアップリカの「フラウディアグロウAC」を使用してみたよかったところをご紹介します。
使い勝手が良い
1つ目の良かったところは「使い勝手が良い」です。
お伝えしている通りベッド型に出来るので、首がぐらぐらな新生児から安心して車に乗せることが出来ます。
筆者は買い物や病院などすべて車で行くので、赤ちゃんの呼吸が苦しくなさそうなベッド型のほうが良いと思いました。
ベッド型で使用できる期間が思ったよりも長いこともよかったです。
- 新生児〜1歳頃(体重2.5kg〜9kg未満)までは・・・「ベッド型」
- 首すわり〜1歳半頃までは・・・「後ろ向きシート」
- 1歳頃〜4歳頃までは・・・「前向きシート」
また360°ターン出来るので後部座席の左右どちらのドアからも乗せ降ろしが出来ます。
駐車場で隣に車がいる時や縦列駐車をした際にとても便利です。
360°ターンはママでも片手で簡単に出来るので、赤ちゃんを抱っこして片手がふさがっていても問題ありません。
アップリカの「ベッド型」は専門家と共に研究を重ねて導き出した、独自の平らなシートなので安心感もありました。
安全性能
2つ目の良かったところは「安全性能」です。
車に乗る以上、考えなければならないのが「交通事故」です。
1トン以上の鉄の塊同士の衝突は、大人も首などを負傷してしまうほどの衝撃ですよね。
体が未発達の赤ちゃんが大人以上のダメージを受けてしまうのは、想像に難くないはずです。
「ベッド型」は頭や側面をクッションで包み込めるため、万が一交通事故を起こしても衝撃を分散することが可能です。
また「フラウディアグロウ」はヘッドサポートが大きいので衝撃に強いだけでなく、首が座っていない新生児の首もしっかりロックすることが出来ます。
頭を守ることは特に大切なので、ヘッドサポートが大きいのはとても良いと思います。
コストパフォーマンス
3つ目の良かったところは「コストパフォーマンス」です。
「フラウディアグロウAC」は2018年9月発売と少し時間が経っている商品です。
そのため通販サイトや実店舗でもセールになっている場合が多いです。
360°回転、ISOFIX取付対応、ベッド型、安全性と必要な機能はすべて揃っているので、使い勝手が良いチャイルドシートが欲しいけど予算も抑えたいという方にとってはぴったりだと思います。
最新モデルも迷いましたが、サイドがグレーになっているなどデザインもかわいかったのでこちらのタイプを選びました。
気になるところ
続いてアップリカの「フラウディアグロウAC」を使用してみた気になるところをご紹介します。
新安全規則「R129」に対応していない
1つ目の気になるところは「新安全基準『R129』に対応していない」です。
「R129」とは新しいチャイルドシートの安全基準です。
従来基準「R44」より安全性への規制が進化しており、「側面衝突試験」の追加が大きな違いとなっています。
実は2021年8月にフラウディアグロウの新製品である「フラウディアグロウセーフティー」が、発売しておりR129に対応しております。
従来の「フラウディアグロウAC」でもヘッドサポートが大きかったり安全性能は十分保たれていると思いますが、やはり基準をクリアしているのは安心材料ですよね。
車の側面はドアしか無いので横からの衝撃にも強いのはママとしては安心出来ますよねー。
サンシェードが短い
2つ目の気になるところは「サンシェードが短い」です。
「フラウディアグロウAC」にはサンシェードが付属していてありがたいのですが、、
正直サンシェードはベッド型にした際に使用することを想定していないと思います。
ベッド型にすると赤ちゃんは窓の方を向く形になりますが、サンシェードが頭上までしか無いので太陽の光を遮断出来ません。
別途窓に取り付けるサンシェードを買うか、スモークフィルムを貼ったほうが良いと思います。
サンシェードが短いですがベッド型の際は、サンシェードを取付けると赤ちゃんの顔が見えないので取り外しています。たぶんベッド型のうちは取り外して使うのが正解なのでしょう(笑)
選んだ理由
実際に使用した良かったところ・気になるところをお伝えしてきましたが、筆者が「フラウディアグロウAC」を選んだ理由としては
- ベッド型に出来る
- 安全性が高い
- 年齢によって赤ちゃんに最適な格好をさせられる
- 360°ターン、ISOFIXなど使い勝手が良い
アップリカのチャイルドシートのラインアップの中で、ベッド型に出来るシリーズは「フラウディアグロウ」のみとなっています。
ベッド型に出来ることで筆者の赤ちゃんも長距離移動時も気持ちよく寝てくれています。
まとめ
アップリカのチャイルドシート「フラウディアグロウAC ISOFIX」をご紹介してきましたが、参考になったでしょうか。
チャイルドシートは各メーカー様々な特徴があるので、自分が何を重視して選ぶのかまず決めてから、ベビー用品店などで見比べることをおすすめします。