赤ちゃんが産まれると「チャイルドシート選び」で迷う方が多いと思います。
今は新生児からチャイルドシート装着が義務付けられており、使用できるチャイルドシートも様々なタイプがあり迷ってしまいます。
そこで生後5ヶ月の赤ちゃんがいる筆者がそれぞれの種類をご紹介します。
チャイルドシートの取付方法
まずチャイルドシートには「シートベルト固定」と「ISOFIX固定」の2種類の取付方法があります。
初心者の方は取付が簡単な「ISOFIX固定」をおすすめします。
詳細は下記でご紹介しているので、参考にしてみてください!
チャイルドシートの種類
それでは新生児から使用できる「チャイルドシートの種類」をご紹介していきます。
固定式
1つ目は「固定式」です。
「固定式」とは前向きもしくは後ろ向きのみ取り付けられるチャイルドシートのことです。
簡単に言ってしまえば「赤ちゃん用の椅子」です。
作りもシンプルでチャイルドシートを販売しているメーカーなら必ずラインアップされているので、自分の好きなデザインや機能を比べやすいです。
海外メーカーや他の人とはかぶらないチャイルドシートを選びたい!という方にはおすすめです。
またこの後ご紹介する「回転式」「ベッド型」に比べて安価であることが多いので、あまり車に乗らない方やコストを抑えたい方にも「固定式」はおすすめです。
ただ赤ちゃんを乗せ降ろしする際に非常に不便です。
座面の向きが変わってくれないので、例えば赤ちゃんの頭を右腕に抱っこしていた時や縦抱きしている時はわざわざ向きを変えて乗せてあげる必要があります。
せっかく赤ちゃんが寝ていても起きてしまうことが多いと思います。
コンパクトなのでママが運転することが多い軽自動車にも装着しても違和感が無いことが多いと思います。
回転式
2つ目は「回転式」です。
「回転式」は取り付けた後にシートを回転させられるチャイルドシートのことです。
回転出来るので座面をドア側を向かせて、正面から赤ちゃんを乗せ降ろし出来るのが最大のメリットです。
どのような体勢で抱っこしていても苦もなく乗せることが出来ます。
「360°回転」出来るタイプもあるので、狭い駐車場や路駐の際に逆のドアからも乗せおろしできて便利です。
ただ「固定式」に比べて価格が高いことが多いです。
またチャイルドシート自体が大きく車によっては狭く感じたり、取り付けできる車種が限られてしまう場合もあります。
座面の高さも高いため若干のグラつきはあるので、どっしりとしたチャイルドシートが欲しいという方には「固定式」のほうがよいかもしれません。
グラつきはあるかもしれませんが、各メーカー安全試験をクリアしたモデルが多いので問題ないと思います。
「固定式」と「回転式」は進行方向に対して、赤ちゃんが後ろ向きになるよう取り付けます。
首が座っていない状態では普通に座れないため、後ろ向きにしてなるべく水平に近い座面を倒した状態にしてくださいね。
ベッド型
3つ目は「ベッド型」です。
今まで紹介した2種類は進行方向に対して「後ろ向き」に取り付けていましたが、「ベッド型」は進行方向に対して「横向き」になります。
「ベッド型」の最大のメリットは赤ちゃんの姿勢が楽なことです。
お家にいるときと同じような姿勢を保てるので、呼吸がしやすく安心感があります。
「ベッド型」「後ろ向き」「前向き」と3つのスタイルを選べるため、赤ちゃんの成長に合わせて変えられることもポイントです。
ただ赤ちゃんが成長すると「ベッド型」を嫌がる場合もあります。
せっかくハイスペックな「ベッド型」を購入したのに、数ヶ月しか使わなかったという方もいるようです。
新生児のうちから長距離移動する場合は「ベッド型」をおすすめします。
筆者も帰省時は車で3時間くらいかかるので、無理のない姿勢を維持できる「ベッド型」を購入しました。
我が家では現在生後5ヶ月の赤ちゃんがいますが、「ベッド型」でも嫌がること無く車に乗ったらすぐ寝てしまいます。
番外編「ベビーシート」
チャイルドシートは基本的に新生児〜4歳頃まで使用できるモデルがほとんどです。
「ベビーシート」とは新生児〜1歳頃までしか使用できない乳児専用シートです。
乳児期専用のため、赤ちゃんにとてもフィットした作りになっています。
毎回車に固定する必要はありますが、「ベビーシート」自体が軽いため慣れれば簡単に取り付けられると思います。
また「ベビーシート」をそのまま家の中にも運べるので、赤ちゃんを起こす心配も少ないです。
モデルによってはチャイルドシートだけでなく、ベビーカーになるものもあるようです。
まとめ
新生児から使えるチャイルドシートのタイプをご紹介してきましたが、参考になったでしょうか。
筆者は頻繁に車に乗るのでチャイルドシート選びは特に慎重になりました。
結果的に安全性も高く赤ちゃんにとってもメリットのある「ベッド型」を選びました。
また使用感などは実際に見てから決めたほうが良いと思います。